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サイコロジカルラインを使ったスキャルピング逆張り手法

今回はサイコロジカルラインを使って逆張りを行う手法について紹介します。サイコロジカルラインとは「サイコロ」という可愛いらしい名前で呼ばれたりしますが、名前の由来は心理を表す「サイコロジー」から来ています。

サイコロジカルラインでは勝ち負けにもとづいて線が引かれるのですが、あまりに勝ちが多いと、人間の心理として次は負けるのではないかと思います。

この人間の心理を利用して、勝ちが続いているときに、負けを予想して、反対に負けが続いているときに勝ちを予想します。これをFXに応用して、値上がりが続いているときに売りでエントリー、値下がりが続いているときに買いでエントリーという流れで取引を行います。

サイコロジカルラインを使ったFXトレード

テクニカル指標を使う理由として、売買ポイントを分かりやすくしてくれるというメリットがあります。

移動平均線をはじめとするトレンド系なら相場の流れを、RSIをはじめとするオシレーター系なら相場で買われすぎ、売られすぎを教えてくれます。

今回紹介するサイコロジカルラインはオシレーター系のテクニカル指標のひとつで、相場で買われすぎ、売られすぎの判断を手助けしてくれます。

サイコロジカルラインとは

サイコロジカルラインはローソク足の下に表示されます。一般的な見方としては、サイコロジカルラインの数値75%以上では買われすぎ、数値25%以下では売られすぎとなります。

サイコロジカルラインの計算式

冒頭にも触れたように、サイコロジカルラインは勝ち負けをもとにグラフが作成されます。勝ち負けという判定は、現在のローソク足が1本前のローソク足よりも上ならば勝ち、現在のローソク足が1本前のローソク足よりも下ならば負けとなります。

(1) サイコロジカルライン=過去12本分の勝ち数の合計/12

上の式がサイコロジカルラインの計算式です。過去12本のローソク足のうち、値上がりしたローソク足の合計を12で割ったものが表示されます。

一般的には過去のローソク足12本を使ったものを使用します。もちろん、調節は可能ですが、どの証券会社でもデフォルトは12となっています。

サイコロジカルラインを使ってエントリーポイントを探す

さて、サイコロジカルラインの概要は大体おわかりいただけたでしょうか。それではここからは実際の取引を考えていこうと思います。

サイコロジカルラインに限ったことではありませんが、オシレーター系の指標では、買われすぎ、売られすぎを表してくれます。市場にいる投資家が通貨を買ったり売ったりする中で、買われすぎているポイント、売られすぎているポイントが発生することになります。

買われすぎているポイントでは、当然その通貨ペアは値上がりします。値上がりした後、利益確定の売りなどが発生することが予想されるので、売りでエントリーを行います。

サイコロジカルラインのエントリー

先ほどのチャートを見ると、黄色の丸印を付けた箇所が買われすぎ、売られすぎのポイントです。黄色の丸印の箇所ではサイコロジカルラインが25%以下、75%以上になっています。

25%以下では買いでエントリー、75%以上では売りでエントリー、つまり逆張りをすれば、利益が出る可能性が高くなります。

ちなみに計算式にあてはめると、25%以下の場合だと、過去12本のローソク足のうち陽線が3本、75%以上の場合だと、過去12本のローソク足のうち陽線が9本以上ということになります。

エントリーするときの最大の注意点は、トレンド相場ではエントリーしないということです。例えば上昇トレンド相場の場合、値上がりが続いていても、値下がりせずに、そのまま値動きが続いていくことが多々あります。

仮に値下がりしたとしても、一時的なもので、再びトレンドの流れに沿って値上がりしていくことが多くなります。一時的な値下がりで、利益を得られる可能性もありますが、上昇トレンドの波に飲み込まれて、大きな損失を抱えてしまうリスクを考えれば、手を出さない方が賢明です。

トレンド相場の判断については、値動きの勢いや高値、安値を切り上げて(切り下げて)いるかによって判断できます。

水平線との併用する

逆張りを行うときはレンジ相場を狙うようにします。レンジ相場とはある一定の価格帯を上下に値動きしている相場です。レンジ相場は全相場のうち7~8割を占めるとも言われており、見つけるのはとても簡単です。

ただし、値が反発するレンジ相場の上限と下限を探さないと、逆張りが上手くいかなくなるので注意が必要です。この対策としては、上限と下限に水平線を引くということが挙げられます。

上のチャートで、ローソク足に引いた2本の横線が水平線です。それぞれ上限と下限に引いてあります。この上限と下限に差し掛かると、反対方向に値動きする可能性が高くなります。

サイコロジカルラインを使ってイグジットポイントを探す

エントリーした後は、イグジット(決済)ポイントを探っていくことになります。イグジットは損失を確定させるものと、利益を確定させるものがあります。前者は損切、後者は利食いと呼ばれます。それぞれ見ていきましょう。

損切については、水平線の外側に出たらすぐに行います。水平線の外側に出ると「レンジブレイク」と呼ばれるように、トレンド相場に移行して大きな損失を出してしまう可能性があるからです。

レンジ相場での損切の目安は明確なので、感情を入れずに機械的に対処することが大切です。損切を躊躇してしまう人は、あらかじめ逆指値注文を入れておくなどして、対処するようにしましょう。

一方、利益確定は絶対的な目安はありません。ある程度トレーダーの裁量に委ねられることになります。レンジ相場では、不規則に値動きすることもあるので、判断が難しくなります。

サイコロジカルライン④

ただし、値動きの動きを見ながら、一応のイグジットポイントの目安を考えておいた方がよいでしょう。サイコロジカルラインで考えると、50%まで戻った地点(緑色の丸印)を利食いのイグジットポイントとすると分かりやすくなります。

サイコロジカルライン以外にも何pips獲得できればイグジット、上限と下限の中間付近でイグジット、上限下限付近でイグジットなど、相場の状況に応じたイグジットポイントを考えていきます。

サイコロジカルラインの弱点

最後にサイコロジカルラインの弱点を考えていきます。紹介しておいて否定的なことを言うのもなんですが、どんなテクニカル指標にも必ず弱点というものが存在します。弱点を知ったうえで、その弱点をカバーするようにトレードできればさらに精度の高いトレードができるので、頭に入れておきましょう。

サイコロジカルラインの最大の弱点は値幅が考慮されていないということです。先ほどの計算式を振り返ってみましょう。

サイコロジカルライン=過去12本分において、前の足より上昇した足の合計/12

この式では、前のローソク足の終値に対して、値上がりしたか否かを判断するだけで、どれだけ上昇したのかという値幅は一切考慮されていません。

仮にサイコロジカルラインで75%以上の値が出たとしても、陰線が長ければ、トータルで値下がりしている可能性もあるということです。その場合、値下がりしているのに買われすぎのサインが出てしまうこともあり得ます。そのため、サイコロジカルラインを使うときは、ローソク足の長さを注意して見ておく必要があると言えます。

今回は水平線を引くことをおすすめしましたが、場合によってはRSIやストキャスティクスなど、値幅を考慮した他のオシレーター系の指標も併用してみても良いかもしれません。いずれにしても、試行錯誤しながら自分の必勝スタイルを探っていく努力が必要になります。