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ジグザグチャートを使って、FX初心者でも簡単に相場を分析する方法

ジグザグチャートとは、チャートにジグザグを表示させるというとてもシンプルな方法で、いま一体どんな相場なのかがわかってしまいます。その特長は何と言っても分かりやすいということです。高値を山、安値を谷、それぞれをつなぐだけでトレードを手助けしてくれる便利なテクニカル指標です。

ジグザグチャートとは

ジグザグチャートとは、その名の通り、ジグザグの線をローソク足に引いたものです。値下がりしたときは安値を、値上がりしたときは高値をつないで、チャートを完成させます。

FXのテクニカル指標を開けばジグザグチャートが出てきますが、設定は変更することができます。ジグザグチャートは3つの設定項目があります。

1.深さ
ジグザグの山(高値)と谷(安値)の最小期間

2.偏差
転換率

3.後退
反転の判断期間

細かい説明は難しいので端折りますが、これらの数値を変更することによって、ジグザグチャートの反応が敏感になったり鈍感になったりします。敏感になるとジグザグの直線が短くなり、鈍感になるとジグザグの直線が長くなります。このように、反応の仕方によってジグザグチャートが変わってしまうのです。つまり、反応の仕方によっては、これまで説明した相場の判断が付きにくくなる可能性があると言えます。

初期設定(デフォルトは、深さ12、偏差5、後退3)でジグザグチャートを使ってみて、問題なければよいのですが、もし違和感があれば設定を変える必要があるでしょう。設定を変える場合、比較的長い時間軸で取引を考える場合は数値を大きく、短期で取引を考える場合は数値を小さくしておくことをおすすめします。

ジグザグチャートでトレンドの転換を見極める

それではジグザグチャートを使って実際に取引することを考えて行きましょう。取引といってもエントリーしてイグジットするだけではありません。FXの取引では相場の判断をすることが不可欠です。相場によって、取引手法もかなり変わってしまうからです。

ジグザグでトレンド転換の見極め

相場を見極めるということを考えながら、上のチャートを見ていきます。注目してほしいのは山(高値)と谷(安値)です。山には黄色の棒線、谷には緑色の棒線をそれぞれ引きました。まずは山の位置関係に注意すると、3つ目の山までは、時間を追うごとに下がっており、4つ目の山から切り上がっています。

一方谷の位置関係を見ると、3つめの谷までは時間を追うごとに下がっていっています。しかし、4つ目の谷では安値を切り上げています。

投資の世界で有名な法則のダウ理論では、高値と安値を切り上げるのが上昇トレンド、高値と安値を切り下げるのが下降トレンドとされています。これに従えば、最初は下降トレンドで、途中でトレンドの転換が起こり、上昇トレンドに転じたと解釈できるのです。

トレンドの転換についてもう少し細かく見てみましょう。トレンドの転換のサインは、4つめの谷(オレンジ色の丸印)で安値が切り上がっていることで判断できます。その前に4つ目の山で高値が切り上がっていますので、4つの目の谷の安値を切り上げる前、4つ目の山を更新した時点で上昇トレンドに転換したと判断できるのです。。

ジグザグチャートで押し目や戻り目を見極める

FXで利益を出しやすいのはトレンド相場です。トレンド相場では、基本的には1つの方向に動いており、多少エントリーやイグジットに精彩を欠いても大きな相場の波が手助けしてくれるからです。ただし、トレンド相場といっても一直線に値上がり、値下がりするわけではなく、上下を繰り返しながら値動きします。そのため、トレンド相場であっても含み損を抱えてしまうことは大いにあるのです。そうならないように、多くの投資家たちが意識するのが、上昇トレンドでの押し目買い、下降トレンドでの戻り目売りです。

これらの地点は、トレンド相場において、利益確定の決済などで一時的にトレンドと反対方向に値戻りした箇所です。一時的に値戻りした場所では、投資家たちが「そろそろ再びトレンド方向に動き出すだろう」と予測するので、値動きの予想がしやすくなります。もしも予想が外れて、さらに値戻しがある場合は、すぐに損切してしまえば損失を最小限に食いとどめることができます。

安値切り上げと高値切り下げ

再び、チャートを見ましょう。今度はドル円の1分足です。先ほど紹介したダウ理論を参考に相場を判断してみましょう。

ジグザグチャートで山と谷で表現される高値と安値の各地点を比べてみると、時間を追うごとに、値上がりしていることが確認できます。それぞれの黄緑色の丸印が押し目にあたります。これらの地点でエントリーすると、再度値上がりして、利益が得られることになります。イグジットに関しては、エントリー直後に発生する山を目安に行うのも良いですし、山の切り上げが終了する黄色の丸印を目安に行っても良いでしょう。

ただし、注意してほしいことは、ジグザグチャートはリアルタイムであらわれないということです。つまり設定にしたがって山が出来てはじめてラインが付け加えられるのです。

後から見ればここが押し目だということは一目瞭然なのですが、これから取引しようとしているときは、ジグザグチャートの押し目なのか否かがいまひとつ分かりにくくなります。そのため、ジグザグチャートのラインが出現してから取引するか、後でも説明するように他のテクニカル指標を併用するといった工夫が必要になるでしょう。

ジグザグチャートでレンジ相場を見極める

今度はジグザグチャートでレンジ相場を見極めてみましょう。実はFXの相場で7~8割を占めるのがレンジ相場です。そのため、レンジ相場で利益を上げられれば、トレードの幅が広がり、利益を得るチャンスが大きくなります。

しかし、レンジ相場では不規則な動きをすることが、少なくなく利益を上げるのが難しいと言われています。レンジ相場を避けたい人も多いので、見極めることで、無駄なトレードが減らせるというメリットがあります。

ジグザグでレンジ相場を見極める

レンジ相場では、ジグザグチャートの山と谷が平行に近い形をしています。画像はレンジ相場の上限と下限に水平線を引いたものです。途中、緑色の丸印で下限をブレイクして、その後、別の域でレンジ相場が形成されています。取引をするなら、レンジ相場の上限と下限が売買ポイントになります。上限下限での反発を利用して、逆張りでエントリーすれば利益を得られる可能性が高くなります。

他のテクニカル指標との併用

この記事で何回か触れているように、ジグザグチャートは相場を分かりやすくしてくれる指標です。基本的にはこの指標自体、エントリーサインを発してくれるわけではありません。もちろん、ジグザグチャートのみで売買ポイントを探すのもひとつの手ですが、やはり物足りなさを感じることが多くなります。そのため、何らかの売買のサインを見つけなければなりません。

そのひとつの方法が他のテクニカル指標との併用です。テクニカル指標の多くはエントリーやイグジットのポイントを教えてくれるものが多々あり、それらを使って売買のポイントを探していこうというわけです。トレンド相場では移動平均線などのトレンド系、レンジ相場ではストキャスティクスなどのオシレーター系が有効です。相場の判断をジグザグチャートで行い、エントリーやイグジットの詳細はそれらのテクニカル指標をもとに判断するというのが理想なのではないでしょうか。

最後にジグザグチャートについての要点をまとめておきます。

●ジグザグチャートは山と谷を結ぶ単純なラインによって相場の判断を簡単にしてくれる
●相場の判断は山と谷の位置関係に注目する
●他のテクニカル指標を併用して細かな売買ポイントを探るのが理想的

以上です。試行錯誤しながら精度の高い取引を目指しましょう。最後になりますが、長期間取引を続けられるよう、損切の徹底は心がけてください。