FXトレードで重要な3つの事

トレード方法の確立

FXトレードで重要な3つの事FXであれば誰しもが「利益を出したい!」そう思うはずです。しかし、そのように思ったところで利益に結び付けることが難しいのがFXでもありますが、自分の「ルール」となるトレード方法を確立することさえできれば、想像以上に難しいものでもないかもしれません。ただ、言葉で「ルール」とか「トレード方法」と言うのは簡単ですが、それらを実際に掘り下げてみた時に、多くのトレーダーはその気持ちほど真剣になっていない場合が多いのです。それに、自分の考え方や環境に合わせた「ルール」や「トレード方法」を確立していない場合が多いので、トレードで勝つことができていないのです。では具体的にどういった部分があてはまるのか見ていきましょう。

トレード頻度

トレードを行う上で考えなければいけないのが「トレード頻度」になります。一日に数回エントリーするのか、一か月で数回なのか、一年で数回なのか、その頻度が違えばトレード自体の戦略や捉え方が変わってくるので、まずはどの“頻度”なのか決めていく必要があります。しかし、ここで意識しなければいけないのが、「環境」になります。たとえばあなたが、「一日数回エントリーしたい」と考えていても、チャートを見る時間や戦略を立てる時間を確保する事ができなければそれは成り立ちません。単に“勘”や“値ごろ感”でエントリーすることも可能となりますが、これでは根本的に話しが変わってくるので、今回は考えないことにします。このように考えると、トレードする人の環境によって「トレード頻度」が決定され、その決定の後にトレード戦略が立てられることが分かります。

トレードスタイル

トレード方法としては、「スキャル」、「デイトレ」、「スイング」といったように、ポジション保有から決済までの期間を表したそれぞれのスタイルがそれぞれありますが、そのスタイルはトレードする人の“考え方”に依存する部分があります。例えば、短期的な売買を繰り返して利益を上げる「スキャル」の考え方と、長期的なポジション保有で大きな利益を上げる「スイング」の考え方では、“相場の捉え方”が全く異なるので戦略もエントリータイミングもすべて異なります。“相場の捉え方”というのはチャートの時間軸によるものやポジションを持つリスクなど様々ありますが、それらは明確な“答え”となるものが存在しないので、人によって捉え方が違ってくるのです。

メンタリティー

自分のトレード方法を確立できたとしても、「実行」できるかどうかはまた別の話しになります。この部分がFXでは“戦略”と同じくらい重要視されていますが、チャートの値動きや利益額を見ているとどうしても自分のルール通りに実行する事ができなくなってしまいます。早めに利益確定してしまったり、損切りを解除してしまったり、人によって状況は変わってきますが、「ルールを守れない」という部分に関しては変わりありません。しかし、この「ルールを守る」という事が重要であり、トレードをすることで初めて“自分をコントロールする難しさ”を知る人は実際に多くいます。それに、自分を制御する事ができなくて無駄なエントリーや一攫千金を狙ったトレードをしてしまいロスカットに追い込まれてしまう人も非常に多くいるのです。FXはトレード戦略を確立することだけで勝ち組に回れるほど簡単なものではないので、メンタリティーも同時に養う努力をしなければならないのです。

相場で「待つ」事が重要とされる理由

よく「待つのも相場」と言われますが、これはトレーダーの考え方によっても変わってくる部分があります。確かに無駄なエントリーをせずに「待つこと」によってチャンスを捉える事は利益を上げていく事で非常に重要なスタンスとなるでしょう。しかし、取引をすることがなければ“メンタリティー”を養う事ができないし、“トレード技術”を向上させることも難しくなってしまいます。このように考えるとただ「待ってればいい」というものではなく、「何を待っているのか?」という部分が重要になることがわかります。例えば、レンジからブレイクするのを待つのか、ラインブレイクする瞬間を待つのか、ボラティリティが高まるまでを待つのか、欧州時間を待つのか、このように同じ「待つ」にしても明確なものがあるのとないのではその先のトレードや収益にも大きく繋がってくるといえるのです。「待つ」ということを考えた時に、その“時間”が長ければいいわけでもなく、反対に短くてもいいわけではないので、トレードの考え方や状況に合わせて「待つ」ということを意識するようにして下さい。

毎日トレードする事が最適なのか?

FXトレードの考え方や状況に合わせて「待つ」ということを意識するFXを始めた人であれば、「トレーダー」と聞くと毎日トレードをしている印象を抱きます。それに、チャートを眺めているとついトレードをしたくなります。ただ、トレード回数を増やせば勝てるわけではありません。ポジションを保有するという事はリスクを抱えている状況なので、利益が出る可能性もあれば損失が出る可能性があることもあるのです。ただ、トレード回数を増やすが必ずしも悪いわけではありません。これは、トレード手法やメンタルコントロールができて、トータル収支がプラスであればトレード回数を増やした方が利益をあげることができるからです。それにトレード回数を増やす事で“経験値”という部分においても有利に働くので、メリットがあるといえるのです。そこで「毎日トレードする方がいいのか?」と疑問に思う人もいるかと思います。その“答え”はトレーダーの戦略や環境に左右される部分がありますが、チャンスがあるならばトレードした方がいいといえます。しかし、“チャンスがあるならば”としているので、無理にトレード回数を増やしたとしてもそれは“無駄なエントリー”に分類されるので、たとえ利益で終えることが出来たとしても、長期的にはマイナスという位置付けになってしまうのです。それに、その習慣が身についてしまえば、トレード戦略を立てる事も無くなり、ポジポジ病になる可能性もあります。短期的な利益を追求する事によって、「トレード」に変化を与えてしまうようであれば、それは損失であり、本質的な意味でも“利益”とは言い難いのです。

自分自身を知ることが必要

トレードを確立していく中で、「自分」という人間を理解しなければなりません。何が得意で、何が苦手か、何が好きで、何が嫌いか、などを理解する必要がありますが、ただ理解するだけでは意味がありません。重要なのは“それを知った上でどのように行動するか”という部分であり、どの様なプロセスを踏んで改善していくのか考える必要があるのです。自分が「苦手」とする事を知っていたとしても、その部分を「知っているだけ」とするのか具体的に「改善」していくのでは大きな違いがあり、その後の結果も変わってくるのです。ただ、「自分」という人間を知っていなければそもそも行動に移す事もできないので、まずは自分自身を理解する事から始まります。意外に“トレードを行う事で初めて知る自分”というのは誰にでもあることなので、トレードを行う前にすべてを求めるのではなく、トレードを経験しながら長期的な視点を持って自分自身の成長に繋げるように心掛けて下さい。