副業FXでサラリーマンが利益を上げるコツとは?

世の中にはFXの取引を専業にしている「プロのトレーダー」がいます。手法としては、モニターに貼りつけの状態で取引を繰り返す「スキャルピング」を得意とするトレーダーもいれば、1日に二回しかチャートを確認しないような「スイングトレード」をメインにしているトレーダーもいます。

しかし初心者がいきなりプロのトレーダーになるということは難しい話です。まずは本業としている仕事を優先しながら、FXの取引に挑戦し、両立させていくのが一般的です。

今回はサラリーマンをしながらFXで利益を上げるコツについてお伝えしていきます。

サラリーマンをしながらFXの取引をすることは可能なのか

副業FXでサラリーマンが利益を上げるコツとは?FXの取引を専業にしていなくても、「副業」としてやっていくことは充分に可能です。理由は、常にパソコンの画面を見つめていなくてもFXの取引はできるからです。

一番単純なのは、朝起きて一度取引をし、仕事が終わって帰宅してから決済するというものです。上手くいくと1円以上、為替相場が変動している可能性もあります。1万通貨での取引でしたら1万円の利益です。仕事をしている間に、何もしないで1万円の収入があると大助かりですね。取引ができるのは平日だけになりますが、このペースだと1ヶ月で20万円以上になります。給与が倍になる感覚でしょうか。

しかし、さすがにそんなに簡単にはいきません。朝起きた時間が、エントリーする絶妙のタイミングであるということは稀です。決済だって、もっと早くしておけば利益が出せたのに帰宅した時間では損失が膨らんでいた、ということにもなりかねません。つまり、サラリーマンをしながらFXの取引をすることはできても、そこで成果をあげることは難しいということになります。

サラリーマンがFXの取引をするときのポイント

サラリーマンがFXの取引をするときのポイントただし、難しいというだけで、サラリーマンをしながらFXの取引で成功している人ももちろんいます。では、どうやって忙しい中で成果をあげているのでしょうか?

FXの取引で成功するポイントは

①エントリーするタイミングをしっかりと分析しておくこと
②IFD注文などの注文方法を有効活用すること
③為替相場が変動するタイミングを把握しておくこと
④スマホのアプリを利用すること

以上の4点になります。ここさえ押さえておけば、仕事が忙しい中でもFXの取引で利益を出すことはできるのです。

それではひとつひとつのポイントの注意点についてお伝えしていきます。

エントリーポイントと注文方法

「ロングポジション」(買い)にせよ、「ショートポジション」(売り)にせよ、FXの取引で利益を出すために重要となるのが、どのラインでエントリーするかです。

ロングの場合であれば、できるだけ安値のときに買い、できるだけ高値で売りたいわけです。ショートの場合はその逆になります。1日のレートの中で、高値となるラインで買っても利益は出せません。どの値段になったらエントリーするのか、どの値段になったら決済するのかを事前に分析しておく必要があります。そのヒントになるのが、チャートを分析する「テクニカル分析」です。そのテクニックについては、これまでに何度かお伝えしてきています。

しかし、朝起きて相場を確認しても、ちょうどその値段になっているということは考えにくいですね。おそらく会社で働いている最中や帰宅後にその値段に到達するはずです。そのチャンスを逃さずにエントリーするために「IFD(イフ・ダン)注文」などがあります。設定した値段になると自動的にエントリーしてくれるのです。さらに決済のタイミングも設定できます。自分で決めた「リスクリワード」に従って決済のタイミングを設定しましょう。

もちろん「ストップ・ロス」(損切り)の設定も忘れてはいけません。これを忘れていると、仕事中に実は売国でサプライズがあって為替相場が大きく変動し、気づいたら大きな損失をしていたということにもなりかねません。

為替相場が変動するタイミングを把握しておこう

とは言っても、そこまで完璧な読みができるわけではありません。もしかすると思わぬ方向に変動し、実は仕事中に大きく勝つチャンスがくるかもしれないのです。為替相場が大きく変動する可能性の高い時間帯はいつでしょうか?

午前中は日本市場中心になりますので、基本的には変動は小さいです。ただし午前10時前は注意が必要です。その日の取引レートが銀行から発表されるのですが(三菱東京UFJ銀行が基準)、ここで大きく円安に振れる可能性があるからです。この取引レートを「仲値」といいます。特に「5の倍数日」は「ゴトー日」と呼ばれており、日本の輸入企業がドル建てで決済するため、金融機関にドルが不足し、「仲値不足」という状態が発生します。そして金融機関がドル買いをするために円安に振れるのです。

ですから、午前9時55分までにドルが上昇し、その後急速に下降するということがあります。必ずそうなるわけではないのですが、勝つためのチャンスの時間帯であることは確かです。できることならチェックしておきたいところですね。

正午からは日本の「ランチタイム」になりますので、取引をする人の数が増えます。トレンドが発生している場合は、より強くなる可能性があります。日本時間の午後4時からは「ユーロ圏の市場」がオープンし始めます。午後5時が「ロンドン市場」のオープンです。欧州勢が参入するため活性化します。そして午後9時には「ニューヨーク市場」がオープンです。もっとも賑わうのは日本時間では夜中ということになるわけです。

午後9時以降、すでに仕事も終わって帰宅しているのであれば、ここから改めてエントリーポイントを分析しつつ、売買するのがいいでしょう。実際に重要な米国の経済指標の発表の多くは日本時間では午後9時30分以降です。大きな変動はこの時間帯に多く発生することになります。

スマホのアプリを利用する際の注意

パソコンがなくてもスマホがあれば簡単にFXの取引はできます。チャートも確認できますし、トレンド指標やオシレーター指標もいつでも参考にできるのです。つまりちょっとした休憩時間があれば、そこでFXの取引ができます。

夜遅くまで働く仕事であっても、重要な経済指標の発表時には休憩時間をとってスマホで確認し、その結果からエントリーし直すこともできるわけです。これはとても便利です。

すぐに確認できるからこそ、本業の仕事中も相場が気になって仕方がなくなり、こっそりスマホを見てしまうということも起こります。仕事に集中できなくなるのです。しかし、このような中途半端な状態だと、仕事もFXの取引もどちらも上手くいかないことが多いので注意してください。

車の運転中も注意が必要です。私は英国のEU離脱を決める国民投票の開票時も、米国の大統領を決める総選挙の開票時も運転中でしたが、気になって仕方ありませんでした。赤信号で停車するたびに確認し、その相場の変動の激しさに絶叫していた覚えがあります。こうなると運転にも支障をきたしますね。

さて、いかがだったでしょうか。このように、忙しいサラリーマンであっても、整備されているシステムを有効利用していけばチャンスを逃さずに勝つことは可能なのです。仮にこれで毎月10万円でも稼げれば、充分なお小遣いになりますね。

時間をかけずにできる副業としてFXが注目されているのはこういった理由だからです。これで定期的に利益を出すことができるようになれば、晴れてプロのトレーダーとして独立する道も見えてきます。