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FXチャートのローソク足パターンの種類を理解する

これまでにお伝えしてきたように、FXで勝つためにはチャートをいかに分析するかが重要です。その際に、過去の相場の動きや取引量から算出された「テクニカル分析」用のインジケーターは強力な武器になります。しかし「MACD」や「RSI」などの「オシレーター系指標」を使用しなくても、チャート上の「ローソク足」を分析することで、今後の変動を予測することも可能です。今回はより詳しく「ローソク足型」の分析方法についてお伝えしていきます。

ローソク足の名称の確認

FXチャートのローソク足パターンの種類を理解する価格が上昇している場合は、ローソク足の柱は「赤」または「白」で表され、「陽線」と呼ばれます。「始値」よりも「終値」が高くなっていることを示しています。価格が下降している場合は、ローソク足の柱は「青」または「黒」で表され、「陰線」と呼ばれます。「終値」が「始値」よりも安くなっていることを示しています。

上下に伸びているのは「ヒゲ」と呼ばれるものです。陽線の上ヒゲは「終値」よりも「高値」をつけていたことを示しています。下ヒゲは「始値」よりも「安値」をつけていたことを示しています。陰線の上ヒゲは「始値」よりも「高値」をつけていたことを示しており、下ヒゲは「終値」よりも「安値」をつけていたことを示しています。

ローソク足型のシグナル

陽線、陰線、ヒゲの状況からトレンド発生や転換期を示すパターンがありますので、代表的なものをご紹介しておきましょう。

「陽の丸坊主」
上ヒゲも下ヒゲもない陽線です。かなり強い上昇傾向の際にこのようなローソク足になります。始値を下回ることもなく、終値が高値ですから一方的に上昇していることを示しています。上昇トレンド発生のシグナルです。同様に「陰の丸坊主」もあり、大きな下落を示しています。こちらは下降トレンド発生のシグナルです。

「陽の大引け坊主」
下ヒゲだけの陽線で、寄り付き後に安値をつけたものの、その後は上昇を続けて終値が高値になっています。上昇トレンド発生のシグナルです。同様に「陰の大引け坊主」もあり、上ヒゲだけの陰線になります。一時的に高値をつけたものの、その後は下落し、終値が安値になった状態です。下降トレンド発生のシグナルになります。

「陽の寄り付き坊主」
上ヒゲだけの陽線は要注意になります。始値から下がることはなかったものの、終値は高値を下回っており、下降していく予兆があります。同様に「陰の寄り付き坊主」もあり、こちらは下ヒゲだけの陰線です。始値からかなり下落していますが、終値にかけて戻してきた状態で、上昇の予兆があります。

ローソク足のはらみ線とは何か

前後のローソク足との関係で相場の動きを予測していく方法もあります。それがひとつ前のローソク足の幅の範囲内に次のローソク足が収まっている状態の「はらみ線」の分析方法です。前の大きなローソク足を母体、次の小さなローソク足を母体の中の子と見るわけです。ヒゲも含めて上下が母体をはみ出していないことが条件となります。

「陽の陽のはらみ」
互いに陽線で、安値は上回ってきたものの、高値が上回れない状態です。上昇傾向が衰えてきたことを示しています。一般的には下降トレンドのシグナルです。

「陽の陰のはらみ」
母体が陽線で、次の足型がより短い陰線です。下降していますが、前の安値は更新しておらず、下降とも上昇とも判断しにくい状態です。さらに次のローソク足を確認するまでは様子見になります。

「陰の陽のはらみ」
母体が陰線で、次の足型がより小さな陽線です。上昇しているものの、前の高値を更新できず、判断はやはり難しくなります。こちらも次のローソク足の状態を確認する必要があります。

「陰の陰のはらみ」
互いに陰線で、高値は下回っているものの、安値は上回ってきています。下降する勢いが弱まっていることを示しており、一般的には転換のサインです。上昇トレンドのシグナルになります。

上昇トレンドのシグナルとなるローソク足の組み合わせ

FXチャートによるテクニカル分析はらみ線以外にもシグナルは存在します。いくつかご紹介しましょう。

「たくり線」
下降のトレンドの中、下ヒゲの長い陰線が登場した場合、トレンドの転換期となります。この場合、下ヒゲの長さによって反発力が変わってきます。下ヒゲが長いほど上昇トレンドが強まります。

「三手大陰線」
ローソク足の陰線で柱が長い「大陰線」が三本続けて登場すると、トレンドの転換期となる可能性があります。下降トレンドから反発して上昇トレンドになるのです。ただし「ファンダメンタルズ要素」で強いトレンドが発生している場合は、反転せずに下落が続きますので注意が必要です。

「やぐら底」
大陰線の後に底値で「もみ合い」が続くようだと上昇トレンドに反転するチャンスです。もみ合いの後に、柱の長い陽線「大陽線」が登場すると、やぐら底と呼んで上昇トレンド発生のシグナルになります。

「マド埋め」
前後のローソク足が繋がらずに上下に離れる場合があります。急激に上昇したため、前のローソク足から放れて寄り付いたのです。この隙間を「マド」と呼びます。こちらは「マドが開いた」ときがトレンド発生のシグナルではありません。一度値を戻してこの隙間を埋めることを「マドを埋める」といいますが、このマド埋めが発生すると上昇トレンドが発生する可能性が高まります。

「ソーサーボトム」
下降トレンドの中で、ローソク足の軌跡がなべ底のようななだらかな曲線を描くようになると転換期のサインです。大陽線が登場すると上昇トレンド発生のシグナルとなります。

下降トレンドのシグナルとなるローソク足の組み合わせ

「カブセ線」
上昇トレンドの中、大陽線が登場したものの、次のローソク足が陰線となり、前の終値よりも高く寄り付き、前の始値を下回ることがない状態を「カブセ」と呼びます。下降トレンド発生のシグナルとなります。

「三羽ガラス」
上昇トレンドの中、陰線が三本続くと下降トレンドに転換したことを示しています。ただし一本目の陰線の始値が、その手前の陽線の高値を下回っているという状態です。この条件を満たしていなければ、上昇トレンドが継続する可能性が高いです。

「下げ足の寄せ線」
ローソク足の柱が極端に短く、上下にヒゲが長い状態を「十字線」と呼びます。大きく変動したことを示しています。相場が下降していく流れの中で、この十字線が登場するとさらに強い下降トレンド発生のシグナルになります。

「はらみ寄せ線」
上昇トレンドの中、陽線の次に十字線が登場するとトレンドの転換期を示しています。条件としては陽線が十字線をはらんでいなければなりません。上昇トレンドでも陰線が十字線をはらんだ状態では、はらみ寄せ線とはなりません。

「ソーサートップ」
ソーサーボトムの逆になります。上昇トレンドの中で、ゆるやかな曲線を描くような勢いになるとトレンド転換のチャンスです。大陰線が登場すると、下降トレンド発生のシグナルになります。

このようにインジケーターを利用せず、ローソク足だけを分析してトレンドや転換期を見つけ出すことも可能です。あくまでも目安ですので、必ずそうなるとは限らないのですが、こういった傾向があるのは確かです。ローソク足の特徴もテクニカル分析にぜひ活用してみてください。FXの勝率は高まりますよ。