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先人の知識と経験を活かすために相場の格言からFX取引を考える

相場の世界には、昔から伝えられているいくつもの格言があります。これらの格言は、悲喜こもごもの取引の中で先輩たちが私たちに残してくれた大きな財産であり、示唆に富んでいます。
今回はよりよい取引をするために、この格言に着目してお話をしたいと思います。

私も取引を行うときには、これらの格言を思い起こすことがよくあります。気がつくと、ふとつぶやいていたりもします。格言を思い出すと、ヒートアップしていた気持ちが落ち着き、客観的なよい取引を行うことができます。

損せぬ人に儲けなし

取引で損失を出したくないと思うのは、誰しもが抱く共通の思いです。損をしないことに越したことはありませんが、実際の取引では損をすることもあります。絶対に損失を出さない取引などFXの世界にはありません。

読みが外れることもあれば、要人の突然の発言、地震などの天災、テロや戦争の勃発など事前に予想が難しいこともよく起こります。従って、損をすることはFXで取引を行う以上必然のことなのです。1度の取引でも絶対に損をしたくないと思うのであれば、取引をしない以外に手はありません。

FXの取引では、トータルとして利益を出すという考え方をする必要があります。1度の取引で負けたからといって悔しがることはないのです。損失は、トータルで儲けを出すためのコストと考えようというのがこの格言です。

実際のFXの取引では、様々なテクニカル分析やファンダメンタルズ分析から、自分の必勝パターンを作り上げて取引を行います。自分が作り上げた必勝パターンはどれぐらいの勝率があるのか、負けた時にどれぐらい損失を被るのか、勝った時にはどれぐらい利益を伸ばせるかをトータルで考える必要があるのです。極端な話、勝率が50%でも損失を抑えて利益を伸ばせればトータルの利益は十分に確保できます。損をしない取引をするのではなく、トータルで利益を出せる自分の必勝パターンを見つけること、これが相場で勝つ秘訣です。

しまったら仕舞え

私たちは人間ですから、完璧な取引はできません。当然のことですが、間違ったエントリーを行うこともあります。そういったときに私たちは、えてして、希望的観測をしがちになります。何の根拠もないのに、間違ったエントリーにはならないように相場が動いてくれるのではないかと願いにも似た思いを抱くものです。

しかし実際の相場は、冷徹です。私たちが希望的観測を抱いているうちに、願いとはどんどん逆行し、大きな含み損を抱えてしまいます。そして場合によっては大きな損切を行わざるをえなくなってしまいます。逆行したポジションを長く保有するということは、損切による大きな損失を被る可能性があるばかりでなく、その分投資資金の回転も悪くなります。「しまった」と思ったら、躊躇なく決済をしましょうというのがこの格言です。

自分の思いと異なる方向に相場が動いたらできるだけ損切を早く行い、新たな気分でチャンスを見つけてエントリーを行う方が、結果的に多くの利益を手にできるのです。もし、損切を連発して「損切貧乏」になるとしたら、それはエントリー方法を見直した方がいいことを表しています。

行き過ぎもまた相場

ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析からどう考えても高くなり過ぎたり、安くなり過ぎと感じる相場が出現することがあります。私たちは、自分の想定外のことが起きると「変な相場だ」と相場のせいにしがちですが、それもまた相場の動きとして受け容れることが必要です。
この格言は、そのことを言い表しています。私たちは生じている状況が受け容れられないと、冷静に、客観的になることが難しくなります。それでついつい勢いにまかせたり、思い込みに左右されたりした取引をしてしまいます。

そうならないためには、先ずは起こっている現実を受け容れること、そして冷静になって目の前の相場の動きに対応していくことです。必ずやってくる自分の必勝パターンを待って、チャンスがあればエントリーをしていく、これが勝つための取引です。

損して休むは上の上

損失を出した時、それを取り戻そうと熱くなって取引をするとさらに損失が膨らむことがよくあります。冷静さを欠いて無理をしてしまい、自分の必勝パターンから外れた取引を行ってしまうのですね。損失を繰り返し出すということは、その時の相場が読めていないということです。そんな時には、しばし休憩するというのが損失を膨らまさない良い方法です。この格言は「損を出したら休んで冷静になった方がいいですよ」と言っているのです。

ちなみに、私は、連続して3回損失を被ると、その日はそこで取引を止めることにしています。FXの取引は、土日を除いて毎日あるわけですから、焦らずともいいのです。明日には、またチャンスがやってくるのです。自分が分かる相場で取引をすることこそが、損失を減らし、利益を生む取引方法なのです。

天井売らず底買わず

私たちは、できるだけ良いポジションでエントリーを行い、良いポジションで利益を確定したいと思います。底値で買い、天井値で売るのが理想的ですね。しかし、実際には相場の天井を見極めることや、底を見極めることは非常に難しいものです。もう天井だと思っても、まだまだ価格が上がっていったり、もう底だと思っても、価格がまだまだ下がっていったりすることも往々にしてあります。自分の感覚で取引をすると、まだまだ伸ばせる利益が限られてしまったり、逆張りで大きな損失を被ってしまったりします。

そのようなリスクを避けるためには、相場の天井や底値を狙うのではなく、トレンドが転換したことを確認してから売買することこそが賢明だというのがこの格言です。この取引方法では一旦出た含み益が減少することなどもありますが、そこはコストと考えて取引をされるとよいですね。

難平(なんぴん)商いは怪我のもと

先人の知識を活かそう難平とは、エントリーした価格より価格が逆行したときに、さらに同じ方向にエントリーを重ねることを言います。例えば、相場が上昇すると思って買いエントリーを行ったにもかかわらず、相場の動きが思いと逆行し、下がったとします。その下がったところで買い増しをするというのが難平です。

難平には、この先確実にトレンドが転換して思った方向に動くのであれば平均した購入コストを下げられるメリットはあるのですが、相場が逆行し続けると含み損がどんどん膨れ上がっていきます。そして場合によってはポジションが持ちきれなくなって、大きな損切りを行うことにもなりかねません。

難平には、そのような大きな危険が潜んでいるというのがこの格言です。相場を読む力が十分でないうちは、難平は避けた方が安全ですね。と言いつつも、実は、私は難平を行うことがあります。相場が十分に読めないうちは絶対に真似をしないで欲しいのですが、明らかにトレンド方向と逆行する調整波だとわかる場合、損切りポイントとエントリーする全体の数量を決めて、分散してエントリーを行います。損切ポイントとエントリーする本数を決めるということは、損失を出してもいい金額を先に決めておくということです。

具体的な方法としては、例えば、前の波動の値幅に対して25%戻したところで5本、50%戻したところで5本、75%戻したところで5本というように予め指値でエントリーを行います。そして、損切りポイントは前の波動を抜けたところに置きます。もし仮に、読み間違えて損切りにあったとしても、前の波動の値幅の50%×エントリー本数分が損失になります。

読み通りにトレンドが転換した場合は、前の波動の値幅の25%以下まで価格が動いていた場合には、平均したエントリー価格は前の波動の値幅の50%戻しの値になります。前の波動の値幅の25%まで価格が動かなかった場合には、ヒットしたエントリー分のみがポジションになり、それらが効率よく利益を生み出してくれます。

相場の世界には、まだまだ有用な格言がたくさんあります。ここでご紹介できたのはほんの一部にしか過ぎません。皆さんもぜひ、様々な格言を理解し、自分の取引に利用してみてください。