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FXでのリスクヘッジのための分散投資とスワップポイント

世界中にはいろいろな国がありますが、FXで取引できる「通貨」の種類は世界中の国のおよそ10分の1です。メジャー通貨からマイナー通貨まで、およそ20種類の通貨を扱うことができることになります。取引をしているFX会社によっては扱っていない通貨もありますので、口座を開設する際にはしっかり確認しておく必要があります。有名なFX会社を見ていくと、「通貨ペア」の取り扱い種類が少ないところで14種類、多いところでは50種類となっています。取引するFX会社によって大きな違いがあるのです。

今回はメジャー通貨の特徴とスワップポイントの状況についてお伝えしていきます。

リスクヘッジのための分散投資

FXで勝つためのリスクヘッジリスクを軽減するために投資先を分散させることが有効です。「リスク管理」のために「分散投資」をすることは多くの投資家が行っています。例えば「ドル/円」だけに投資を集中してしまうと、為替レートが大きく変動した際に大きな利益が発生する可能性があり ますが、同時に大きな損失となる可能性もあるからです。ひとつの通貨ペアに投資が偏ることは「ハイリスク・ハイリターン」な投資方法ということになります。「ローリスク・ローリターン」で安定した収益を確保していくのであれば、投資先は分散させるべきなのです。

つまり「ドル/円」だけでなく「ユーロ/円」、「ユーロ/ドル」という組み合わせで投資先を分散し、一方でドルを買っておき、もう一方で円やユーロを買っておくと何かサプライズが起きて為替レートが大きく変動することになっても、損失は最小限に抑えることができます。これが「リスクヘッジ」、「リスク回避」という考え方です。

メジャー通貨の紹介:米国の米ドル

米国の米ドル
通貨は「メジャー通貨」と「マイナー通貨」に分けられます。メジャー通貨の特徴としては、流通量が多いことと、その国の政治状況や経済状況がニュースでよく報道されるという点が挙げられます。「ファンダメンタルズ分析」の材料を揃えやすいのがメジャー通貨のメリットです。FX取引の初心者がメジャー通貨を勧められるのはそのためです。

米国 「米ドル」(USD)
かつて経済的なイニシアチブをとって「基軸通貨」となっていたのは英国のポンドでした。現代では最も流通量が多く、貿易の決済で扱われているのが米国のドルになります。ですから米ドルは他の通貨に与える影響も大きいのです。どんな通貨ペアを扱うことになっても、米ドルの為替レートがどのように変動しているのかは常にチェックしておく必要があります。

ポイントになるのは、戦争などが起きたときにドルが上がるのか、下がるのかということでしょう。「有事のドル買い」という言葉が示すように、以前は世界情勢が不安定になると信用の高いドルが買われていました。

しかし2001年の9・11同時多発テロが発生してからは投資家の反応が少し変わってきています。「地政学リスク」が高まると、逆にドルが売られ、より紛争被害の受けにくいと思われる国の通貨が買われるようになったのです。これが「有事の円買い」です。つまりドル売り、円買いの動きとなり「円高ドル安」の傾向が強まることになります。また、スイスも同様に安全な国という印象が強く、スイスフランを買う動きも強まります。ドルを扱う時には、朝鮮半島を巡る問題やシリア、イスラエルといった地政学リスクを常に警戒する必要があるでしょう。

メジャー通貨の紹介:日本・ユーロ・英国

日本「円」(JPY)
超低金利政策が続いていて、他国との政策金利の差によって発生する「スワップポイント」の利益を狙った「キャリートレード」が多いのが特徴です。日本の政治・経済情勢、米国の政治・経済情勢は把握しやすいため、FXの初心者はまず「ドル/円」(USD/JPY)の通貨ペアで取引する傾向があります。ですから各FX会社とも「ドル/円」の「スプレッド」が一番狭く設定しています。もっとも狭いスプレッドの設定が0.3銭です。

欧州連合「ユーロ」(EUR)
ユーロの経済の中心はドイツです。ドイツの経済指標には注目する必要があるでしょう。ドラギECB総裁のコメントが発表された直後に為替レートが大きく変動する可能性があるので注意が必要になります。日本同様に超低金利のため、「ユーロ/円」(EUR/JPY)を買うとスワップポイントがマイナスになります。つまり円を売ってユーロを買うと、そのポジション分だけ毎日損失が出ることになるのです。

英国「ポンド」(GBP)
取引量は世界第1位が米ドル、2位がユーロ、3位が円、そして4位がこのポンドになります。ドルやユーロと比較すると値動きが激しいのが特徴なので、ハイリスク・ハイリターンを期待する投資家に人気があります。北海油田から産出される石油の資源国でもあり、政治情勢や経済情勢だけでなく、「原油価格」の影響も強く受けることになります。

メジャー通貨の紹介:中国・オーストラリア・カナダ・スイス

メジャー通貨の特徴とスワップポイント中国「人民元」(CNH)
経済が発展している国として注目されているのが中国です。米ドルに替わり、将来的にはこの人民元が基軸通貨になるのではないかという憶測もあるほどです。米国にとって最大の貿易赤字国が中国であり、今後のトランプ大統領の対応にも警戒が強まっています。取引しているFX会社によっては人民元を扱っていないケースもあります。メジャー通貨ではあるものの、入手できる情報が限定的なため扱っていないということも考えられます。

オーストラリア「豪ドル」(AUD)
鉄鉱石や石炭、ウランといった鉱物資源、小麦などの農作物によって経済が支えられており、「資源国」の代表格になります。高金利通貨のため、スワップポイント狙いで買われる傾向が強いです。

カナダ「カナダドル」(CAD)
オーストラリアと共に資源国として知られています。石油や天然ガス、金やウランなどの価格の影響を受けます。米ドルとの連動性が高いのも特徴です。

スイス「フラン」(CHF)
永世中立国家のため、安全性を求め、地政学リスクが高まると買われる傾向があります。日本やユーロと同じく低金利です。「フラン/円」(CHF/JPY)を買うと、スワップポイント分だけ毎日損失が出ます。

メジャー通貨と円のペアのスワップポイント

それではこれらのメジャー通貨と円の通貨ペアの場合、スワップポイントはどうなるのでしょうか?私の利用しているFX会社のスワップポイントを例に出して確認してみましょう。(人民元は扱っていません。1万通貨でのスワップポイントになります。2018年3月時点です)

●USD/JPY 円を売ってドルを買うと、スワップポイントは1日35円の利益です。逆にドルを売って円を買うと、スワップポイントは35円の損失となります。
●EUR/JPY 円を売ってユーロを買うと、スワップポイントは1日3円の損失です。逆にユーロを売って円を買うと、スワップポイントは3円の利益となります。
●GBP/JPY 円を売ってポンドを買うと、スワップポイントは1日27円の利益です。逆にポンドを売って円を買うと、スワップポイントは27円の損失となります。
●AUD/JPY 現在は米ドルと同じスワップポイントの設定になっています。
●CAD/JPY 円を売ってカナダダルを買うと、スワップポイントは1日20円の利益です。逆にカナダドルを売って円を買うと、スワップポイントは20円の損失となります。
●CHF/JPY 円を売ってフランを買うと、スワップポイントは1日9円の損失です。逆にフランを売って円を買うと、スワップポイントは9円の利益となります。